株式会社うむさんラボが運営するカリーファンド、フルステムに出資!革新的な細胞培養技術で再生医療を身近に

うむさんラボが運営する地域課題解決型のインパクト投資ファンド「カリーインパクト&イノベーション1号投資事業有限責任組合」は、再生医療において必要となる高品質な細胞の自動大量培養装置を開発・販売等する株式会社フルステムに出資しました。

 再生医療は、損傷した組織や臓器を、培養した細胞等で修復しもう一度機能することを目指す医療で、医薬品等ではまだ有効な治療法が無い疾患等への対策として期待されています。しかし、わずかな刺激でも変質するなど細胞の繊細さゆえに、従来の細胞培養の現場では数億個もの細胞を手作業で培養する場合が多く、このことが創薬・研究のハードルや再生医療による治療費の高額化等につながっています。

 フルステムでは、治療にも活用できる高品質な細胞を、既存装置の培養可能量よりもはるかに多く自動培養することを実現しました。この細胞培養装置が研究・創薬・治療といった様々な場面で活用されることで、細胞培養に膨大な時間と人手がかかる課題を解決し、どこでも誰でも再生医療を受けられるようにすることを目指していきます。


【フルステムのロジックモデル(2024年8月30日時点)】

この度カリーファンドは、フルステムの革新的な細胞培養技術を評価するとともに、同社の熱意に共感し、再生医療が高額かつ特殊なものではなくなり、希少疾患も含めて治療を諦めなくてもよい世界になることを期待して出資を決定いたしました。本出資後、インパクト測定・マネジメント(IMM)の実践等を通して、フルステムが目指す社会の実現を支援します。

株式会社うむさんラボが運営するカリーファンド、Curelaboに出資!植物残渣からサステナブル繊維を製造

うむさんラボが運営する地域課題解決型のインパクト投資ファンド「カリーインパクト&イノベーション1号投資事業有限責任組合」は、バガスなどの植物残渣からサステナブルな糸や生地等をつくるCurelabo株式会社に出資しました。

 Curelaboは、沖縄県の基幹作物であるサトウキビの搾りかすのバガスやその他の様々な植物残渣を和紙糸・生地にする特許技術と、環境にやさしい製造方法等によって、ファッション産業における環境負荷を低減するとともに、地域や繊維産業の活性化および地域循環型経済の構築を目指しています。


【Curelaboのロジックモデル(2024年8月23日時点)】

この度、カリーファンドは、バガスが持つ高い消臭性能など沖縄の植物残渣の特性を活かした糸・生地が高機能製品として流通すること、またこの地産地消のアップサイクルモデルを県外・海外で展開することで、ファッション業界等における循環型経済の構築と繊維産業の活性化に寄与することを期待し、Curelaboへの出資を決定いたしました。本出資後、インパクト測定・マネジメント(IMM)の実践を通して、Curelaboが目指す社会の実現を支援します。