~薩摩会議2024にうむさんラボ代表の比屋根隆が登壇しました~

2024年9月21〜23日に鹿児島で開催された薩摩会議2024のDay3「地域金融×Transformation」セッションに、うむさんラボ代表の比屋根隆が登壇しました。

90分間のセッションは、「お金の流れ」の枠を超えて、地域の未来をつくるために「人の流れ」をどのようにつなげていくかという話にまで広がり、深い対話の場になりました。

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【薩摩会議とは】

〜150年後の世界に、私たちは何を遺すのか〜

薩摩会議 は、この問いに鹿児島を取り巻くエコシステム全体で真正面から向き合い、そのエコシステムが新しい可能性を共に感じ取り、共に着想を得、共に未来を創造することを可能にするための対話型カンファレンスです。

【セッションタイトル】

 「お金の流れが変われば、地域が変わる ーこれからの金融の話をしようー」

【セッション概要】

 お金とは、果たしてどこから来て、そしてどこに向かうのでしょう。

 金融とは、治水と同じで、お金を自然な流れだけに任せるのではなく、意思を持って別のところに巡らせるための技術と言い換えてもいいかもしれません。

 近年、従来の金融手法だけでは解決できないような課題にも焦点が当たるようになってきました。

このセッションでは、各地で新しい資金循環モデルに取り組む3名の事例を紹介しながら、これからの金融はどのような意思によってその流れを変えていけるのかについて掘り下げました。

【登壇者】

 小平勘太(KOBIRA) 

 坂本大典(XLOCAL)

 比屋根隆(うむさんラボ)

【モデレーター】

 渡辺麗斗(ベータ・ベンチャーキャピタル)

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今年も薩摩会議の場で、全国から集まった熱量の高い方々とつながれたご縁に感謝いたします。

今後も、うむさんラボは県内外のイベントやカンファレンスに参加して、「豊かさを分かち合える、逞しくて優しい経済循環」のあり方を発信していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

【10/11開催】IMMセミナー「社会性と経済性の共存へのアンサー」のご案内

うむさんラボでは、これまで2回にわたり、沖縄の未来を豊かにする金融について皆さまと考える機会として「インパクト投資とは(第1回)」と「インパクトの測定とマネジメント(第2回)」のテーマでイベントを開催してまいりました。

そしてこの度、「社会性と経済性の両立」および「経営におけるインパクト測定・マネジメント(IMM)の実践」について、創業時からIPOを経た今もこれらを継続されている株式会社笑美面さまをお招きしお話しいただきます。

<このような方におすすめです>

● IMMにおける社会性と経済性の両立について、事業者・実践企業の視点からの知見を学びたい方

● IMMの実践を続けた「未来の好例」として、笑美面様の実体験に触れたい方

● 企業内におけるIMM実践の具体的な事業運営や経営の意思決定を学びたい方

今回は、インパクト経営を実践されてきた「株式会社笑美面」の榎並社長、同社のIMMをサポートされてきた「株式会社キャピタルメディカ・ベンチャーズ」の青木社長、インパクト投資における国内有数の研究・実施機関である「一般財団法人 社会変革推進財団」の小笠原氏が登壇し、上記のテーマを掘り下げてお話します。

社会性と経済性の両立や、インパクト経営の実践にご興味のある方など、皆さまお誘いあわせの上、ぜひご参加ください。

<登壇者>

株式会社キャピタルメディカ・ベンチャーズ 代表取締役社長 青木 武士

関西学院大学経済学部、英国国立ウェールズ大学大学院 MBA。

日立造船でバイオマス発電事業等に携わった後、(株)エス・エム・エスにてM&Aやヘルスケアベンチャー投資の責任者として数多くの投資やヘルスケアインキュベーションプログラムの運営を行う。

また、訪問看護ステーションの設立・運営など医療・介護現場のオペレーション経験も有する。

キャピタルメディカ・ベンチャーズを設立し、代表として運営に携わる。

株式会社笑美面 代表取締役社長 榎並 将志

1984年、大阪生まれ。

超高齢社会における高齢者を取り巻く問題に着目し、2010年に前進となる株式会社トータルプロデュースを設立。
2012年1月 株式会社笑美面 に社名変更。

ビジョン「高齢者が笑顔で居る未来を堅守する」を掲げ、事業を通じて社会インパクト「家族が心の介護に向き合い、高齢者が笑顔で居る社会」の創出を目指す。
メイン事業である「シニアホーム紹介サービス」が、2015年「大阪市トップランナー育成事業プロジェクト」に認定。

2019年、医療者とヘルスケアベンチャーを結ぶ、日本最大規模のビジネスコンテスト『Healthcare Venture Knot 2019  ヘルスケア最優秀オペレーション賞』受賞。

2023年、東京証券取引所グロース市場に株式を上場(インパクトIPO)。

一般財団法人 社会変革推進財団(SIIF)事業部 インパクト・オフィサー 小笠原 由佳

国際金融、政府開発援助、民間公益活動、企業の成長支援、サステイナビリティ経営/インパクト投資等の促進を通して、行政・民間・公益の異なる3セクター間において、利益追求と同時に社会へのインパクトを創出する活動に20年以上従事。

近年では、「インパクト志向金融宣言」の事務局として日本のインパクト投資の推進に従事し、また、SIIFの休眠預金等活用制度のリーダーとして、主に地域の社会的企業を金融機関等のパートナーと共に支援。

インパクトスタートアップの株式会社Rennovater社外監査役、日清食品ホールディングス等社外取締役も務めている。

株式会社うむさんラボ 代表取締役 比屋根 隆

沖縄国際大学在学中にIT企業を起業する。
その後独立し、1998年に株式会社レキサスを設立。2008年、沖縄の学生をシリコンバレーに派遣する Ryukyufrogs を創立するなど人材育成事業にも尽力。

2018年には「豊かさを分かち合える新たな経済や社会の仕組みをデザインする研究所」をコンセプトに株式会社うむさんラボを始動。沖縄や世界を豊かにする事業の創出や起業家支援、そのエコシステムやコミュニティを育む活動を行っている。

<イベント詳細>

■日時
2024年10月11日(金)16:00~18:00(開場15:40)

■場所
沖縄産業支援センター 展示場(沖縄県那覇市字小禄1831番地1)

■参加費
無料

■定員
80名

■申し込みフォーム

https://forms.gle/NStPY3FGm3x8jNr18

※申込期限:10/10(木)18時まで

※先着順での受付となりますので、お早めにお申し込みください。

※本イベントはオフラインのみで、アーカイブ動画の配信はございません。ぜひ会場にお越しください。

■お問い合わせ先

本イベントに関するお問い合わせは、下記までお願いいたします。

karry-fund@umusunlab.co.jp

担当:又吉、加藤、吉山

皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

うむラボのつどいを開催いたしました!

『 裸のこころで ハグをしようよ 』をテーマにうむラボのつどいを開催いたしました!

比屋根さんのオープニングトークからスタート!

山川さんからの集いの趣旨や想いが語られた後、ISCOの兼村さんの乾杯の挨拶を合図に、参加者同士の交流が始まりました。

永田健作さん、福原海里さん、比嘉麻里萌さん、兼城駿一郎さんの4名による、起業応援セッションでは、4名それぞれが自身の事業内容や想いについて熱く語り、会場全体が4人の自分の事業に対する熱い想いに心を打たれていました。

続いて、うむラボセッションとして、うむさんラボが連携・共創を行っている企業やプロジェクトの皆様に活動紹介をしていただきました。

徳里政亮さん、長谷場咲可さん、大西さん、波上こずみさんにご登壇いただき、現在の動向や今後の展開の構想についてお話を伺い、非常に興味深く、今後の発展が大いに期待される内容でした。

歓談タイムでは、参加者同士が業界の垣根を越えて、和やかに意見を交わし、会場全体が活気と優しさに包まれていました。

クロージングでは、山川さん、比屋根さんから、改めて今回のテーマ『 裸のこころで ハグをしようよ 』の本質や裏に込められた熱い想いとうむラボの今後の動向について語られました。

イベントは、有意義な時間を共有しながら、無事に終了いたしました。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!

今後とも、何卒うむさんラボをよろしくお願い申し上げます🌱

うむさんラボ、ケイスリー、DIOの県内3社が中心となり、沖縄が抱える社会課題の構造分析と多様な関係者の連携を促進する「沖縄みらい地図アクション」を開始!

~中小企業庁の令和6年度「地域の社会課題解決企業支援のためのエコシステム構築実証事業(地域実証事業)」に採択~

 うむさんラボは、ケイスリー株式会社(本社:沖縄県中頭郡読谷村、代表取締役社長:幸地正樹)および一般社団法人デザインイノベーションおきなわ(DIO)(所在地:沖縄県那覇市、代表理事:神里僚子)との3社で構築したコンソーシアム(以下「本コンソーシアム」といいます。)で、中小企業庁の令和6年度「地域の社会課題解決企業支援のためのエコシステム構築実証事業(地域実証事業)」(以下「本事業」といいます。)に採択され、「沖縄みらい地図アクション」を開始しました。

【中小企業庁】令和6年度「地域の社会課題解決企業支援のためのエコシステム構築実証事業(地域実証事業)」採択事業を決定しました

【沖縄みらい地図アクションについて】

 沖縄には、多様な価値観が混ざり合うチャンプルー文化、ゆいまーる精神をはじめとする相互扶助を大切にする県民性など、世界に誇れる魅力が数多くあります。一方で、独特の歴史的、地理的、経済的背景から生じる社会課題に直面しており、これらは単一の解決策では対応できない複雑な構造になっています。

 こうした課題に対して、行政、NPO、大学、企業など多様な人々がつながり、沖縄全体が一つになって自律的かつポジティブな変化をもたらすことが重要です。まずは今年度、主に「こども」や「起業」のテーマについて、これまで課題解決に取り組まれてきた方々へのインタビューやワークショップを通して、沖縄の社会課題の実態とその構造を俯瞰的に分析し、全体像を“見える化”=地図化することに取り組みます。

 この「地図」作りの過程で、異なる分野や立場の人々がつながり、共通の目標を見定めることができ、沖縄全体が一丸となって新たな一歩を踏み出す指針となるような「沖縄みらい地図」にしたいと考えています。本アクションは、豊かさを分かち合える、たくましくて優しい経済の循環を生み出す「沖縄らしい自律共創型社会の構築」に向けた羅針盤として、未来に向けた具体的な行動に導くことを目指します。

 そして、2025年2月に沖縄県内で開催予定の本事業関連イベント(詳細は追ってご案内いたします)にて、本アクションを通じて作成する「沖縄みらい地図」の初版を発表したいと考えています。

【地域実証事業について】

 地域の社会課題解決の担い手となるゼブラ企業※(ローカル・ゼブラ企業)が地域中間支援者や地域内外の関係者と協力して地域課題の構造分析や社会的インパクトの可視化等に取り組み、事業計画や社会的インパクトの創出に向けた戦略をブラッシュアップし、新たな関係者との連携や支援体制の構築に取り組むことで、社会的インパクトを活用しながら地域課題解決事業に取り組む先行事例を創出するため、20件の実証事業を実施します。

【中小企業庁】令和6年度「地域の社会課題解決企業支援のためのエコシステム構築実証事業(地域実証事業)」に係る委託先の公募について

※ゼブラ企業とは、2017年にアメリカで提唱された概念であり、時価総額を重視するユニコーン企業と対比させて、社会課題解決と経済成長の両立を目指す企業を、白黒模様、群れで行動するゼブラ(シマウマ)に例えたものです。

【株式会社うむさんラボ代表取締役 比屋根隆のコメント】

これまで個々に活動してきた企業・⾏政・団体・市民が、共通のインパクト目標を設定し、その最大化に向け連携・共創することの喜びや自信を、この事業を通して育んでいきたい。それが私たちの目指す「沖縄らしい自律共創型社会」の軸になると信じています。

【ケイスリー株式会社代表取締役社長 幸地正樹のコメント】

我々がこれまで経験してきたことの集大成として、また、これからの沖縄の新たな可能性を拡げるための一歩として、この挑戦に深い責任と希望を抱いています。困難もあると思いますが、皆さんと力を合わせ、沖縄に新たな光をもたらすことを心から楽しみにしています。

【一般社団法人デザインイノベーションおきなわ代表理事 神里僚子のコメント】

地域を取り巻く社会課題の解決には、さまざまな立場の人の参加・連携が大切です。 この取り組みにおいても、クリエイティブの力で「地域社会をより良くしていきたい」という気持ちを持つ多くの人たちをつなぎ、ともに地域の未来をつくっていきたいと考えています。

【本コンソーシアムの役割分担】

・株式会社うむさんラボ:全体とりまとめ、主にイベント関連を担当

・ケイスリー株式会社:主に地図作りを担当

・一般社団法人デザインイノベーションおきなわ:主にクリエイティブ・デザインを担当