放課後の教育格差を解消するために:まなびクーポン事業を運営します

子どもの貧困の問題を解決するためには、さまざまな取り組みが必要です。

この度、うむさんラボはCFCと協働して、沖縄県那覇市の「那覇市まなびクーポン」事業を運営します。

那覇市では、2020年度より始まったまなびクーポン事業。
これまで生活保護受給世帯の小学校4年生から6年生を対象に、塾代等を助成してきました。

今年度10月より、新たに就学援助を受けている世帯及び児童扶養手当を受給している世帯についても利用対象世帯に拡大し、小学校の学習指導要領に示された各教科のうち、国語、算数、理科、社会及び英語の学力向上が見込める学習塾、家庭教師、通信教育等の教育サービスにまつわる習い事に活用できるクーポンを届けています。

事業へのお問い合わせや、利用方法については那覇市のページをご覧ください。

https://www.city.naha.okinawa.jp/child/osirase/KMSEI-manabi.html

また、この事業を生み出した一般財団法人チャンス・フォー・チルドレン(CFC)の記事には、クーポン配布事業の背景となる那覇市の子どもの貧困問題や、事業に至る経緯が記載されています。

こちらもぜひご覧ください。

https://cfc.or.jp/archives/news/2022/10/28/32543/

うるま市にて、キャリア教育プロジェクト「ミライカナイ」始動!

今年度、うるま市の小中高校生向けに、株式会社うむさんラボと株式会社ワンスペース、株式会社あしたの寺子屋の3社でキャリア教育についての事業を受託しました。

プロジェクト名は「ミライカナイ」。

子供たちが誰かに与えられたミライを生きるのではなく、自らの手でミライを作れると信じる勇気を育むという想いから生まれました。愛称は「ミラカナ」です。

「自己の個性を理解し、主体的に進路を選択する能力・態度を育てる」というキャリア教育の根本であるポイントを大切にしながら、従来型の「職業についての基礎的な知識」の提供だけではなく、子どもたち自身が「選択する力」を養うことを大切にしながら、各コンテンツを監修しています。

選択するために大切なのは、自分自身と向き合い、自分自身を知ること。

そして「社会(人)」や「仕事」の解像度を上げることで、それらは決して遠い未来のことではなく、現在の自分の延長線にあるリアリティを持ったもの、まさしく「自分ごと」であると捉えること。

その結果として、自己効力感や自己肯定感を高め、「自分はどんな道も選べる存在なのである」と自認できるようになってほしい。

そんな思いの詰まったキャリア教育への新しいチャレンジを、ぜひ応援していただけると幸いです。

詳細はこちらのnoteにまとまっておりますので、ぜひご覧ください。

R4 うるま市キャリア教育推進事業 『ミラカナ』 プログラムについて
https://note.com/mirai_kanai_2022/n/n0bd8359931a7?magazine_key=mf3d3c0d6de9d