テーマ「ダイバーシティ エクイティ インクルージョン(DE&I)」
ここから未来へ ー「障がい者雇用」を考える それは誰のため?
9月24日(金)に、琉球新報ホールにて、OKINAWA SDGs プロジェクト(以下「OSP」)の2021年度第1回目のカンファレンスが行われました。
学生インターンとして感じたことをひなこがお届けします!
障害者雇用をテーマに行われた今回は、ESGとSDGsのお話から始まり、OSPの新規加盟パートナー紹介、沖縄らしい障がい者雇用についてのお話、会社代表の方からのお話、クロストークセッションなどが行われ、高校生によるビーチクリーン活動の紹介も!
どの方からも、他者や環境への愛がひしひしと感じられ、自分自身が楽しみながらより良い社会を作っていこうとする姿勢が素敵だなと感じました。とても温かい気持ちで溢れたカンファレンスで、誰もが生き生きと輝ける世界はこんなにも素敵なのかと感動させられました。
特に印象に残ったのは、合同会社キングコングの仲地宗幸代表が一緒に働いていた自閉症の方のお話です。その方は知覚過敏症を持っていて、自分が好まない感触のものを触るのをとても拒んでいたため、飲食店での仕事がなかなかできませんでした。
そこで仲地さんがその方に手袋をつけさせてお寿司を握ってもらったところ、その感覚の鋭さからすぐに11gの米を手の感覚だけで握れるようになったそうです。その後餃子屋さんに転職しましたが、そこでも他者の5倍くらいのスピードで技を習得して活躍されたとのこと。障がいと言われているその方の特性を、逆転の発想で強みに変えた素敵なエピソードだと感じました。
今回参加して下さったパートナー企業のみなさま、ありがとうございました。次回は、脱貧困を経済の面から考えるカンファレンスを行います。またみなさんとたくさんの分かち合いができることを楽しみにしています!学生さんのご参加もお待ちしております!
#発想の転換 #個性を強みに #みんなが輝く社会