2024.1.11info

2024年 うむさんラボ代表 年頭インタビュー

2024年の年頭にあたり、新年のご挨拶を申し上げます。

まず、元日に発生しました能登半島地震、羽田空港で発生した航空機事故と、心の痛む災害・事故が起こりました。地震や事故により犠牲になられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された方々やそのご家族に対して心よりお見舞い申し上げます。

2023年を振り返って

うむさんラボ創業時から想い描いてきた「カリーイノベーション&インパクトファンド」が立ち上がり、コミュニティが広がる一年となりました。沖縄県で新しくインパクトファンドを作れたことは「株式会社 沖縄県」を目指す上で意味があります。

インパクトファンドの立ち上げに伴ってこれまで繋がりがなかった企業とコミュニケーションが多くなり、うむさんラボをさらに広く知ってもらう機会となりました。さまざまな企業からの出資もあり、県内外でコミュニティが広がったと感じています。

2022年頃までは行政事業は積極的に行わない方針でした。しかし「せっかく行政・自治体が、地域のために国民の税金で補助事業を出しているのだから、価値のある補助事業をうむさんラボが作っていきたいよね」、「沖縄をよくしていく活動として補助事業で使われる国民の税金を有効な生き金にしていくことが必要だよね」というように少し考え方を変えました。成果を上げるために自治体職員へ提案や意見交換を行いながら取り組めた事業がいくつかありました。自治体や行政機関へのコミュニティの広がりというのも実感できた一年だったと思います。

「学生インターン」も、うむさんラボとしてやりたかったことの一つです。私自身、学生時代にインターン活動を通して企業の方々に育ててもらった経験があります。その経験を次の世代へ繋げられるよう「うむさんラボ学生インターン」を継続し、学生たちが成長できる機会を我々が提供していきたいと思っています。

2024年、目指していること、やっていきたいこと。

「カリーイノベーション&インパクトファンド」から出資をすることと、そのインパクト投資の中で実績や事例を沖縄の中でしっかり作っていくことです。また、インパクトマネジメントを沖縄の中で浸透させていく最初の一年になるので、結果を意識したファンド運営を通して沖縄に良い影響を与えていきたいです。

そして、今年は起業家の発掘をより加速していきたいと思います。社会起業家の種まきとしての「島ラブ」は2024年で3期目を迎えます。また、昨年から県のスタートアップ支援事業が始まり、起業家の発掘も行っています。2024年からの3年間はうむさんラボが関わった中から、沖縄の人が良いと思うたくさんの起業家が目に見える形で輩出され、そこへインパクトファンドからも投資ができる状況を作っていきたいです。

未来を拓く充実した1年を過ごせることを祈念して、年頭のご挨拶とさせていただきます。
本年も、うむさんラボをどうぞよろしくお願いいたします。

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