2023.8.14info

沖縄の未来を豊かにする投資のあり方「インパクト投資とゼブラ企業」~社会性と経済性の両立~

社会的インパクトと経済的リターンの両立をめざす「インパクト投資」に関するイベントを、9月7日(木)に開催します。

貧困や差別、環境、教育、福祉等々の社会課題をビジネスで解決しようとする企業への、新しい投資のあり方「インパクト投資」について、様々な視点からお話しします。 

【このような方におすすめです】

・社会課題を解決しながら経済性も実現するインパクト投資・経営について、分かりやすく教えて欲しい
・自社の事業が社会的インパクトを生み出せるか、インパクト投資の対象になるのか、ヒントが欲しい
・ 金融機関として社会的な投資を行いたいとき、国内の最新事例や投資対象の評価方法等を知りたい
・気になっているor見過ごせない社会課題がある

国内有数の研究・実施機関である「一般財団法人 社会変革推進財団」、インパクト投資の実践者である「株式会社ゼブラアンドカンパニー」、沖縄初のインパクト投資ファンドを設立した「株式会社うむさんラボ」それぞれの代表が登壇します。

社会性と経済性の両立を目指し、沖縄から社会的インパクトを生み出す可能性を皆さんと共有できるイベントにしたいと考えていますので、ご興味のある方はぜひお気軽にご参加ください。

<イベント詳細>

■日時
2023年9月7日(木) 14:00~17:00(開場13:30)

■場所
沖縄県立博物館・美術館 講堂
沖縄県那覇市おもろまち3丁目1番1号(https://okimu.jp/guide/access/

■参加費
無料

■内容
・基調講演Ⅰ※
 一般財団法人 社会変革推進財団 専務理事 青柳 光昌
・基調講演Ⅱ※
 株式会社ゼブラアンドカンパニー 共同創業者 / 代表取締役 田淵 良敬
・パネルディスカッション
 一般財団法人 社会変革推進財団 インパクト・オフィサー 小笠原 由佳
 株式会社ゼブラアンドカンパニー 共同創業者 / 代表取締役 田淵 良敬
 株式会社ミオアンドカンパニー 代表取締役 / 株式会社うむさんラボ パートナー 三尾 徹
 株式会社うむさんラボ 代表取締役 比屋根 隆
 株式会社さびら 事業推進統括 石垣 綾音
・沖縄初インパクト投資ファンドの紹介

※詳細決定次第、このページで更新していきます。

■申し込みフォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdEdtkhmtbIRK_wh1VlQ312ucxBPVyDm_WFsq8IDEaMqimZCw/viewform

<登壇者プロフィール>

一般財団法人 社会変革推進財団 専務理事 青柳 光昌

1991年に日本財団に就職。阪神淡路大震災後の復興支援活動、障害者移動困難の解消、NPO支援センターの強化といった市民活動のテーマに取り組みました。その後、企画部門、組織開発や人事を担当。東日本大震災後は、財団内に立ち上げられたタスクフォースのリーダーの任につき、社会的起業や行政と連携した数多くの支援事業に携わりました。2015年より、日本におけるインパクト投資の普及、政府と協働での子供の貧困対策に従事。2017年、当財団を設立し、経営に携わっています。経営学修士。昭和女子大学専門職大学院福祉社会・経営研究科教員、グロービス経営大学院講師や公益財団法人ベネッセこども基金理事なども務めています。

一般財団法人 社会変革推進財団 インパクト・オフィサー  小笠原 由佳

国際金融、政府開発援助、民間公益活動、企業の成長支援、サステイナビリティ経営/インパクト投資等の促進を通して、行政・民間・公益の異なる3セクター間において、利益追求と同時に社会へのインパクトを創出する活動に20年以上従事して来ています。近年では、「インパクト志向金融宣言」の事務局として日本のインパクト投資の推進に従事し、また、SIIFの休眠預金等活用制度のリーダーとして、主に地域の社会的企業を金融機関等のパートナーと共に支援しています。

インパクトスタートアップの株式会社Rennovater社外監査役、日清ホールディングス社外取締役も務めています。

Zebras and Company 共同創業者 / 代表取締役 ⽥淵 良敬

米国Zebras Unite役員理事
Tokyo Zebras Unite 共同創設者
Cartier Women’s Initiative東アジア地区審査員長

約10年前から国内外でのインパクト投資に従事。その経験から投資実行と共に、投資後のビジョン・ミッションや戦略策定と、実行するための仕組みづくりや組織作り・リーダー育成およびインパクト指標を使った経営判断の支援を行っています。グローバルな経験・産学ネットワークから世界的な潮流目線での事業のコンセプト化、経営支援、海外パートナー組成を得意とします。

株式会社ミオアンドカンパニー 代表取締役 / 株式会社うむさんラボ パートナー 三尾 徹

外資系投資銀行でM&Aや企業金融に携わった後、政府系金融機関との合弁で事業投資会社を設立・運営。四半世紀を超える金融業界での経験を活かして、営利・非営利を問わず、社会課題解決をめざす企業、NPO等を支援するとともに、自己投資も行なっています。

株式会社うむさんラボ 代表取締役 比屋根 隆

沖縄国際大学在学中にIT企業を起業する。その後独立し、1998年に株式会社レキサスを設立。2008年、沖縄の学生をシリコンバレーに派遣する Ryukyufrogs を創立するなど人材育成事業にも尽力しています。2018年には「豊かさを分かち合える新たな経済や社会の仕組みをデザインする研究所」をコンセプトに株式会社うむさんラボを始動。沖縄や世界を豊かにする事業の創出や起業家支援、そのエコシステムやコミュニティを育む活動を行っています。

株式会社さびら 事業推進統括 石垣 綾音

琉球大学で社会学、ハワイ大学大学院で都市計画(Urban and Regional Planning)を学んだ後、ハワイ現地の都市計画コンサルに従事。
帰国後、県内の建築コンサルに入社。2019年に独立。「人と土地をつなぐ、コミュニティをエンパワメントする」をモットーに、「まちづくりファシリテーター」として県内各分野の個人や団体とコミュニティと場づくりに関する活動を行ない、防災・教育・食文化・歴史・観光など多分野において市民のパブリックマインドの醸成をはじめとするエンパワメントに取り組んでいます。

〔ご参考〕

インパクト投資とは
経済的リターンと並行して、ポジティブで測定可能な社会的および環境的インパクトを同時に生み出すことを意図する投資です。
従来の投資はリスク・リターンの2次元で評価しますが、インパクト投資はリスク・リターン・インパクトの3次元での評価に基づきます。

出展:https://www.siif.or.jp/strategy/impact_investment/

ゼブラ企業とは
急成長を目指す「ユニコーン(企業)」と対比して、数少ない幻のような動物ではなく実際に多数存在すること、社会性と経済性(白と黒)両立や、1社ではなくコレクティブインパクト(群れ)で課題解決を目指すことから、「ゼブラ(しまうま)」を比喩として用いた概念です。「社会課題解決」と「企業利益」という相反するように見える理念を両立させ、共栄することに価値を置き経営している企業を意味します。

出展:https://www.zebrasand.co.jp/2105

詳しくはこちら
https://www.zebrasand.co.jp/zebras

<参加申し込みはこちら>

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdEdtkhmtbIRK_wh1VlQ312ucxBPVyDm_WFsq8IDEaMqimZCw/viewform

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