2025.8.27ファンド

うむさんラボが運営するカリーファンド、Ambiiに出資 – 多言語対応の医療アクセス支援で外国人と医療機関双方の課題解決を

うむさんラボが運営する地域課題解決型のインパクト投資ファンド「カリーインパクト&イノベーション1号投資事業有限責任組合」は、多言語対応の医療アクセス支援サービスを提供するAmbii株式会社に出資いたしました。

■Ambiiが取り組む社会課題と実現したい社会

 訪日外国人は年間約3,600万人にのぼり、そのうち約4%にあたる140万人が医療ニーズを抱えていると推計されています※1。また、在留外国人も約370万人を超えるなど、日本国内の外国人医療ニーズは年々拡大しています。

 しかし、現状では外国語に対応した医療機関を外国人自身が探すことは容易ではなく、検索から受診・支払いまで一貫して外国語で対応可能なサービスは国内に存在していません。そのため、受診に至るまでに複数の医療機関を訪れる、診療中のコミュニケーション不足によって治療に支障をきたすなどの課題が生じています。さらに、医療機関側にとっても外国人対応には時間や人手が必要であり、心理的負担も大きい状況です。

こうした課題に対し、Ambiiは以下のサービスを提供しています。

・外国語対応医療機関を検索できるプラットフォーム

・医療機関における外国人患者受け入れを容易にする予約・問診システム(14言語対応※2)

 特にWeb問診票では、患者が母国語で入力した内容を日本語に変換し、医療機関のカルテと連携する仕組みを備えています。これにより、外国人患者には「安心して受診できる環境」と「健康」を、医療機関には「人的・心理的負担の軽減」をもたらします。Ambiiは今後、国内外への事業展開を進め、「自国に限らず海外の医療機関も安心して受診を検討できる世界」の実現を目指しています。

【Ambiiのロジックモデル(2025年8月26日時点)】

■ カリーファンド出資の意義

 カリーファンドは、Ambiiが提供するサービスが、外国人患者と医療機関双方のペインを解消し得る点、ならびに経営チームの高い実行力を評価しました。

 あらゆる人が国境を越えて医療機関を自由かつ安心して選択できる社会の実現を後押しするため、このたびの出資を決定しました。今後は、沖縄県内の金融機関・ファンド・関係組織との連携サポートに加え、インパクト測定・マネジメント(IMM)の実践を通じて、Ambiiの事業成長と社会的インパクト創出を支援してまいります。

※1 観光庁 令和5年度「訪日外国人旅行者の医療に関する実態調査」をもとに推計

※2 日本語、英語、中国語(簡体)、中国語(繁体)、韓国語、ベトナム語、タガログ語、タイ語、ネパール語、ポルトガル語、スペイン語、フランス語、ロシア語、ベンガル語

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